【株初心者向け】IT企業ってどれも同じ?全然違うSIer4社の強みを「家づくり」に例えたら超わかった!~個性派ぞろい紹介編~

 

 

㊟この記事は複数の企業分析データを基に、9月下旬に作成したものです。
この記事で紹介するデータや分析は、公開されている決算資料などを基に、わたしが個人的にまとめたものです。できるだけ正確な情報を心がけていますが、解釈の違いや間違いが含まれている可能性もあります。投資の最終判断は、必ずご自身で企業の公式情報をご確認の上、自己責任でお願いしますね!

「IT系の会社って、なんかどれも同じに見えちゃって…」

特に「SIerエスアイヤー)」って呼ばれる会社たち。システム作ってる会社ってのは分かるけど、その違いは?ってなると、うーん…って感じだよね。

でもね、実は一社一社、全然違う個性と強みを持ってるんだわ!そこで今回は、わたしが注目してる4つのSIerエスト(2332)エヌアイデイ(2349)NSW(9739)キーウェア(3799)をピックアップして、その違いがよーく分かるように、あるものに例えて解説していこうと思う!

その例えとは…ずばり「家づくり」
この例えを使えば、株初心者の人でも「あ、なるほど!そういうことね!」って絶対なるはず。最後まで読めば、君も立派なSIerウォッチャーになれるかも?(笑)

SIerの世界を「家づくり」で理解しよう!

まず大前提として、SIerの世界にも「家づくり」と一緒で、競争が激しいレッドオーシャンと、競争が少ないブルーオーシャンがあるんです。

  • レッドオーシャン:普通の建売住宅みたいに、誰にでも作れて価格競争になりやすい分野。
  • ブルーオーシャン:お城とか、美術館とか、特殊な技術がないと作れない注文住宅みたいな分野。ライバルが少なくて儲けやすい!

今回紹介する4社は、みんなこの「ブルーオーシャン」を目指して、それぞれユニークな戦略をとってるプロ集団なんだ。じゃあ、一社ずつ見ていこうか!

① クエスト (2332):「半導体工場の専門建築家」


この会社は「何のプロ」?

エストは、たくさんの家(システム)を建てられるんだけど、特に半導体を作るハイテク工場の建設」がめちゃくちゃ得意な専門建築事務所なんだよね。

半導体って、今のAIとかスマホに絶対必要な超重要な部品でしょ?その部品を作る工場って、もう信じられないくらい精密な管理が必要なわけ。クエストは、その工場の心臓部とも言える「司令塔システム」を作るプロ中のプロ。例えば、「この部品はいつ、どこから仕入れて、どの機械で組み立てるか」みたいな生産計画全体を管理するシステム(専門用語でPLM/SCMっていうらしい)を、顧客に合わせてオーダーメイドで作れちゃう。

これって、ただ家を建てる技術だけじゃなくて、「半導体工場の仕組み」を隅から隅まで知ってないとできない、超ニッチな仕事なんだわ。

エストの戦略は?

エストの戦略は、「専門特化でブルーオーシャンを狙う」こと。
最近も、この分野の専門技術を持ってる他の建築事務所(会社)をM&Aで仲間に入れて、さらにパワーアップしてる。普通の家をたくさん建てるんじゃなくて、「半導体工場の建築ならクエストだよね」って言われる圧倒的No.1を目指してるんだ。国も今、半導体産業をめちゃくちゃ後押ししてるから、時代の追い風をガッツリ受けてるってわけ。

② エヌアイデイ (2349):「どんな家でも建てる、信頼のスーパー工務店


この会社は「何のプロ」?

エヌアイデイは、特定の建物に特化するんじゃなくて、どんな種類の建物でも、絶対に失敗なく、きっちり予算通りに建てることで有名なスーパー工務店って感じかな。

銀行みたいな超頑丈なセキュリティが求められるビルから、市役所みたいな公共施設、みんなが毎日使う鉄道の運行管理システムまで、本当に幅広い分野を手掛けてる。これって、一個一個の仕事が社会のインフラそのものだから、絶対にミスが許されないんだよね。

この会社のニッチな強みは、技術そのものより、どんな仕事でも高い利益率(営業利益率12%超!)を叩き出す「経営の上手さ」そのもの。普通の工務店が利益を出すのに苦労する中で、この数字はマジで異常。それだけお客さんからの信頼が厚くて、「エヌアイデイさんになら、この値段でお願いしたい」って言われるブランド力があるってことなんだわ。

エヌアイデイの戦略は?

この会社の戦略は、レッドオーシャンを制する王者の戦略」だね。
一見、ライバルだらけの激戦区で戦ってるように見えるんだけど、その圧倒的な品質と信頼性で、「エヌアイデイの周りだけ青い海」みたいな状態を作り出しちゃってる。幅広いお客さんと付き合うことで、どこか一つの業界が不景気になってもビクともしない、超安定した経営を実現してるんだ。

③ NSW (9739):「家の設計から、家電、中の半導体まで全部作れる総合メーカー」


この会社は「何のプロ」?

NSWは、もうね、他の3社とはちょっと次元が違う(笑)。
家を建てる(システム開発)だけじゃなくて、その家で使う最新のスマート家電(IoT機器)や、なんとその家電の中に入ってる頭脳(半導体チップ)の設計まで、全部できちゃうっていう、とんでもない総合メーカーみたいな会社なんだ。

SIerなのに半導体の設計図が描けるって、マジでチート級の強み。これって、家づくりで言えば、建築家が家の設計図を描くだけじゃなくて、最新のエアコンや冷蔵庫を開発して、その心臓部のモーターまで設計できちゃう、みたいな話。普通はできないでしょ?w

特に今、自動車業界で「SDV(エスディーブイ)」っていう革命が起きてて、車がどんどん「走るスマホ」みたいになってる。NSWは、その車の頭脳になるソフトウェア開発が超得意だから、この巨大な波のど真ん中にいるんだよね。

NSWの戦略は?

NSWの戦略は、「異次元のブルーオーシャンを持つハイブリッド戦略」
半導体設計」「車の頭脳」「IoT」っていう、それぞれが超専門的なブルーオーシャンをいくつも持ってて、しかもそれを組み合わせて「半導体の設計から、それを組み込んだ製品、データを集めるクラウドまで全部やりますよ」っていう、他社には絶対真似できない提案ができちゃう。これが最大の強みだわ。

④ キーウェア (3799):「大手と組んで大きな仕事に挑む、リフォーム専門家」


この会社は「何のプロ」?

キーウェアは、古い家のリフォーム(既存システムの刷新)とか、医療や公共機関みたいな特定の分野の家づくりが得意な専門家集団、って感じかな。

この会社、今まさに変革の真っ最中なんだ。何をしてるかっていうと、JR東日本とかキヤノンみたいな、超有名な建築事務所とチームを組むことにしたんだよね(資本業務提携)。

なんでそんなことするかって?
今までは、大きなプロジェクトの下請け仕事が多かったんだけど、それだとどうしても利益が出にくい。だから、これからは大手の看板と信頼を借りて、今まで単独では難しかった「大きな駅ビルの丸ごとリフォーム」みたいな、大規模で儲かる仕事(プライム案件)を直接受注しにいこう!っていう戦略なんだわ。

キーウェアの戦略は?

キーウェアの戦略は、レッドオーシャンからの脱却を目指すアライアンス戦略」だね。
今はまだ競争の激しい海で戦ってるけど、「大手との提携」っていう強力な船を手に入れて、高付加価値な仕事がたくさんあるブルーオーシャンに向かって、今まさに航海に出たところ。この航海が成功すれば、会社は大きく変身する可能性を秘めてるんだ。

まとめ:個性豊かなプロ集団、気になる会社はあった?

どうだったかな?同じ「SIer」っていう括りでも、

  • 専門分野に特化するエス
  • 総合力で勝負するエヌアイデイ
  • 技術の幅で他を圧倒するNSW
  • 大手と組んで変革を目指すキーウェア

…みたいに、全然違う個性と戦略を持ってるってことが、少しは伝わったかな?

「家づくり」の例えで、それぞれの会社のキャラクターや強みが掴めたんじゃないかと思うんだ。
でも、投資をする上では「この会社、好き!」っていうキャラだけで選ぶわけにはいかないよね(笑)。

やっぱり大事なのは、「で、結局どの会社が一番儲かってるの?」「財務は安全なの?」「株主への還元は手厚いの?」っていう、リアルな数字の部分。

次回の後編では、今回紹介した4社の財務や将来性を、具体的な数字を使ってガチで比較していくから、そっちも絶対にチェックしてね!お楽しみに!

当ブログに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任でなされるようにお願いいたします。